アルファベット学習は、お子さんが小さくても学習をスタートできることができます!
でも、小さなお子さんと学習する場合には、なかなか学習を続けるのが難しいですよね。
アルファベットを書く練習ばっかりじゃ、英語が嫌いになっちゃいそう!
英語が嫌いになっちゃったら、英語学習を始めた意味がなくなっちゃうよね。
今回は、子供達が通うインターナショナルスクールでも使われている、小さな子供達でもアルファベットを楽しく学習できるアイデアについてもお話しします!
小さなお子さんがアルファベットの学習を楽しく続けるためには、いくつかポイントがあるのです。
今回は、3−5歳の小さな子供とアルファベットを学習していく際のポイントについてお話したいと思います。
こんにちは!こまめです!
アルファベットは英語学習の基本中の基本!楽しく学習をはじめましょう。
この記事で紹介されている、アルファベット学習プリントのダウンロードはこちらから→アルファベット学習プリント
- 3−5歳のお子さんとのアルファベット学習法
- アルファベット学習を楽しく継続させるためのポイント
- アルファベット学習プリントの使い方
アルファベット学習を楽しく継続するポイント
アルファベットを楽しく覚えるためのポイントや教える際の考え方を説明します。
視覚的にアルファベットを覚える
まずは、アルファベットを視覚的に覚えられるように学習していきましょう。
始めからアルファベットを書く練習をしてしまうと、お子さんの負担になってしまうかもしれません。
まずは、アルファベットに見慣れることから始めていきましょう。
幼児期のアルファベット学習のゴールは読めるようになること
幼児期のアルファベット学習のゴールは、アルファベットを見て読めることです。
正確にアルファベットを書けるようになるには、かなりの書く練習が必要になります。
アルファベットの読み方を聞いて、どのアルファベットかわかるようになれば「はなまる」です!
簡単な英単語の学習をしながらアルファベットを最終的に覚える
以下でも説明していますが、3つのアルファベットでできているcvc ワードを学習していく過程で、アルファベットを最終的に覚えていきます。
そのため、最初から完璧にアルファベットを書けることを求めないようにしましょう。
幼児期(3−4歳)は運筆などを中心に行い、正しく鉛筆を持てる、まっすぐな線が引けるということを学習することが大切です。
小さなアルファベットを書くことをあまり強要してしまうと、クセのある鉛筆持ちになってしまうこともありますので気を付けましょう。
5−6歳になるころ、アルファベットを書く練習がスタートできるといいでしょう。
3-6歳のアルファベット学習の3ステップ
3-6歳のアルファベット学習の順序モデルは、次の通りです。
まずは、アルファベットにどんな文字があるのか知ることから始めましょう。
アルファベットのそれぞれの形を視覚的に(見た目で)覚えていきましょう。
アルファベットの読み方も一緒に読んで覚えていきましょう。
アルファベットの読み方を覚えてきたら、アルファベットを書く練習をスタートさせましょう。
最後は、やっぱり書く練習なのね!
少しずつ書く練習を始めようということなので、完璧にアルファベットを書けるようになる必要はないよ!
アルファベットを見て読めるようになることがゴールだよ!
3−5歳の子供たちのアルファベット学習のゴールは、アルファベットを見て読むことができることです。
この段階で、全てのアルファベットを完璧に書ける必要はありません。
フォニックスを学習していく段階でアルファベットも書けるようになっていきます。
アルファベットをそれぞれを識別できるようになり、フォニックスの音と繋げて覚えることができると、本が読めるようになっていきますよ。
おうち英語学習で、どのように進めていくといいのか、STEP別に説明します。
STEP1 : アルファベットがどんな文字かわかる
まずは、アルファベットがどんなものなのか認識できるようになりましょう。
普段の生活の中で見ることのできるアルファベットで構いません。
アルファベットにはこんな文字があるんだね、とアルファベットの存在を認識してもらいましょう。
上記のプリントも無料でダウンロードして遊んでいただくことができます。
まずは、アルファベットとはどんな文字なのかわかるようになりましょう。
STEP2 : アルファベットを判別できる
3-5歳の子供たちのアルファベット学習のはじめのゴールは、視覚的にアルファベットを判別出来るようになることです。
そのために、アルファベットの形を覚えていきましょう。
上記のプリントを、ダウンロードして使っていただくことができます。
視覚的にアルファベットを意識できるように作成したプリントです。
アルファベットの形と読み方を覚えていきましょう。
お子さんが小さい場合は、アルファベットを書いて覚えることは難しいよね。
次のような方法を試して見ましょう。
おうちでできる、アルファベットを覚えるための学習法
子供達が通うインターナショナルスクールでも行っている、アルファベットの学習方法をご紹介します。
- 粘土でアルファベットを作る
- アルファベットの文字の塗り絵をする
- 木の棒やパスタ、折り紙などを使って、アルファベットを装飾する
このように、視覚的にアルファベットの形を覚えていくような工夫がされていました。
3−5歳くらいのお子さんであれば、塗り絵や工作など楽しんで取り組んでくれるのではないでしょうか?
それぞれ、一緒にアルファベットを作成する際には、それぞれのアルファベットの形の特徴を話しながら作成してみましょう。
a の形は、クマさんの大きなお腹の形みたいだね。ここに、ちょっと尻尾が生えてるね。
上記のような声かけをすると、それぞれのアルファベットの特徴を視覚的にもっと捉えやすくなると思います。
ぜひ、アルファベット学習の導入に取り入れてみてください。
STEP3 : アルファベットを書く練習をしましょう
5−6歳を目安に、アルファベットを書く練習をスタートしましょう。
最初のうちは、b が反対になったり、z や s がごちゃごちゃになったりします。
でもこの段階で、全てのアルファベットが完璧に書ける必要はありません。
この先の cvc ワードの学習などを通して、アルファベットは書けるようになっていきます。
ここでは、完璧なアルファベットを書くことがゴールではなく、あくまで、視覚的にアルファベットを覚えるために書く練習をします。
完璧にアルファベットを書ける必要はありません。ここでも、アルファベットの名前は何で、どんな形なのかということを意識して練習しましょう。
アルファベットを覚えてきたら、フォニックスの学習も始めましょう
アルファベットの読み方も大切ですが、アルファベットのそれぞれが持つフォニックスのサウンドもとても大切です。
フォニックスについては、次の記事を参考にしてください。↓↓
フォニックスのサウンドを覚えることで、英単語が読めるようになります。
身近な英単語が読めるようになると、アルファベットの記憶定着にもつながります。
では、アルファベットを覚えてきた段階では、どのようにフォニックスの学習を進めたらいいのでしょうか?
アルファベットに対するフォニックスを覚えていきましょう
フォニックスのサウンドを覚えるようになってくると、身近な簡単な英単語を読めるようになっていきます。
例えば、3つのアルファベットで構成されるcvc ワードというもの(dog, cat など)があります。
cvc ワードについては、次の記事を参考にしてください。
この cvc ワードを読めるように、フォニックスの学習をしてみましょう。
アルファベットの持つフォニックスの音は、私たちがよく知るアルファベット読みとは異なります。
そのため、アルファベット読みとは別に、正しくフォニックスの発音を覚えていく必要があります。
アルファベットのフォニックス学習にオススメのYoutubeをご紹介します。
こちらのYoutubeでは、各アルファベットのフォニックスのサウンドを歌で覚えることができます。
お子さんと一緒に歌って、フォニックスのサウンドをマスターしましょう!
アルファベットのフォニックスの音を覚えてきたら
アルファベットのフォニックスの音を覚えてきたら、cvcワードの学習に進みましょう。
簡単な英単語を読めるようになっていきます。
cvcワードの学習に関する記事はこちら↓
無料ダウンロードできる、アルファベット学習プリントについて
アルファベット学習プリントは、視覚的にアルファベットを学習できるように作成しています。
ダウンロードはこちらから→アルファベット学習プリントダウンロードページ
そのため、色ぬりやアルファベット探しなど、視覚的に楽しんでいただけるゲームが盛り込んであります。
ご家庭でもプリントアウトしやすいように、色を使う箇所を最低限にして、インクを節約できるようにしています。
アルファベット学習プリントの使い方
お子さんと一緒にプリント学習を進めるさいのポイントを説明していきます。
①色塗りの箇所
色ぬりをお子さんと一緒にしていただいて、アルファベットの形の特徴を一緒に確認してください。
例えば、a の場合は
「ここに丸いお腹があるね〜、こっち側が背中かな?」
など、お子さんが特徴を視覚的にイメージしやすいような声がけをするととても効果的です。
②アルファベットをなぞる箇所
お子さんと、単語の意味を確認してアルファベットをなぞらせてあげてください。
小さなお子さんにも馴染みのある言葉を、なるべく多く選んでいます。
「英語ではこう言うんだね、これが英語というものなんだよ」ということを意識させてあげてください。
もし、わからない言葉が出てきたら、説明してあげてください。
③アルファベットを探す箇所
ここは、なるべくお子さんに自主的に取り組んでもらいましょう。
ややこしいアルファベットは使わないようにして作っています。
全てのアルファベット学習プリントに3つずつ、学習したアルファベットが隠れています。
全部、自分で見つけられるかな?
まとめ
3−5歳のお子さんでもアルファベットの学習を始めることはできます。
アルファベット学習に必要な考え方、ポイントは次の3つです。
- 視覚的にアルファベットを覚える
- 幼児期のアルファベット学習のゴールは読めるようになること
- 簡単な英単語の学習をしながらアルファベットを最終的に覚える
フォニックス学習を始める前に、アルファベットの学習を始めましょう。
アルファベットを認識できるようになってはじめて、フォニックス学習がスタートできるようになります。
小さなお子さんでは、アルファベットをノートにびっしり練習して覚えるのは大変です。
英語を楽しく学習するために、視覚的にアルファベットを覚えられるような工夫をしてみましょう。
こまめの日々では、おうち英語の楽しい学習時間を応援しています。
無料でダウンロードしていただける英語学習用のプリントも作成しています。
ぜひご活用ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^ ^
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なるほど!