今回は、英語 中級編の本 DIARY of a Wimpy Kid を今回はご紹介したいと思います。
お子さんが英語の絵本を卒業してしまって、次に何を読ませたらいいかわからない!
英語の学習用に英語の小説を読みたいけれど、難しい小説だと学習を続けられない!
とお悩みの方にぜひオススメしたいのが、この DIARY of a Wimpy Kid なのです。
こんにちは!こまめです!
今回は、子供も私も大好きな DIARY of a Wimpy Kid についてお話しします。
今回の記事は、次のような方向けになっています。
- 英語の絵本を卒業した子供に次の英語の読本を探している
- 中学英語が理解できるので、英語の小説に挑戦してみたい
- 英語の小説に挑戦してみたいが、難しいくないものを探している
DIARY of a Wimpy Kid ってどんな本?
- DIARY of a Wimpy Kid (日本語名:グレッグのダメ日記)
- 作者:Jeff Kinney
- 2007年に初出版
- 現在、シリーズ16まで出版(2021.12.20現在)
- 3D Wimpy Kid として 映画化、公開予定
DIARY of a Wimpy Kid は、作者の Jeff Kinney によって書かれた、児童向けのコメディ小説です。
児童向けですが、大人でもちょっと笑ってしまうような場面も多く、十分に楽しむことができます。
↓日本語版の本も、amazon で販売中です。
グレッグのダメ日記DIARY of a Wimpy Kid でアメリカでの普段の生活がわかる
英語の本って、読んでいていおもしろいのかな?
読むのがとっても大変そう。
私もはじめはそう思って、読んでなかったのだけど、子供が笑いながら読んでいたので、読んでみたの。
大人の私でも、楽しく読むことができてるよ!
DIARY of a Wimpy Kid は、ミドルスクール(ミドルスクール:日本の小学5−6年生から中学2年生の年齢に通う学校)の生徒になったばかりのGreg Heffley の日記になっています。
Greg は、日記の最初に「これは日記じゃない、ジャーナル(日記より大人向けの書き物)なんだ。」と言うような、周りの目をとても気にする、年頃の男の子です。
この Greg を主人公に、家族との出来事や親友の Rowley との学校生活のことなどについて書かれています。
アメリカでの生活について書かれているので、ハロウィンや誕生日パーティの話など、読んでいてとても興味深いです。
小学校高学年〜中学生の男の子に、特にオススメ
英語に自信のある小学生の高学年から中学生くらいの男の子に、特にオススメしたいです。
DIARY of a Wimpy Kid のお話は、Greg の自己中心的な態度などが原因で、様々な事件が起きていきます。
それが男の子が読んでいてとても面白く感じるようです。
大人の目線でも、各事件についてのGreg の素直な感情や、自己中心的な解釈が、クスッと笑ってしまう内容になっています。
楽しく英語が学べる、大人の英語学習教材としても、とても優秀だと思います。
DIARY of a Wimpy Kid が中級編の理由
以下の点を踏まえて、DIARY of a Wimpy Kid を中級編と位置づけました。
- 中学英単語より少し難しい単語がある
- 過去を表現する文が多め(現在完了や仮定法過去完了など)
- 口語的な表現が多め
- ページのうち 半分くらいに挿絵がある
- 一冊のページ数が200ページほどある
英語の絵本を卒業して、英語の漫画などにこれから挑戦したいと考えているお子さんや、
中学で学習する英語より発展した英語学習がしたい方
向けの本だと思います。
1つずつのポイントについて、説明したいと思います。
中学英単語より少し難しい単語がある
私は普段の日常会話では、中学英単語を多く駆使して会話をしています(^ ^;)
その私が DIARY of a Wimpy Kid を読んでいるとき、1ページにつき平均1−2英単語を調べて読む感じです。
でも、Greg の普段の生活で出てくる英単語になるので、専門的な英単語や難易度の高い英単語はほぼ出てきません。
文中から英単語の意味を予想できるものも多いので、読み進めるのはそこまで大変ではありません。
過去を表現する文が多い(現在完了や仮定法過去完了など)
現在完了とか仮定法過去完了とか言われても、わからないよ〜!
いきなり言われると難しいよね。でも、日記は過去の出来事について書くものだから、こういう表現が多くなるみたい。
どんな文法か、少し説明するね!
主語+have+動詞の過去分詞(been, startedなど).
- 継続(ずっと〜している)
- 経験(〜したことがある)
- 完了・結果(ちょうど〜したところだ、完了した)
など、現在までに起こった出来事について書くときに使う。
日本語でも、「そこに行ったことがある(I have been there.)」という言い方をするが、これも現在完了。
If +主語1+ had +動詞の過去分詞, 主語2+would / could, should, might + have +動詞の過去分詞.
- もし〜だったら、〜だっただろう
青のラインの内容は助動詞(would 他)で変わる。ただ共通していることは、実際には起きていないという事。
例:If I had not had the book, I couldn’t have understood these sentences.
この本がなかったら、これらの文章はわからなかったなぁ。
上記のような表現が DIARY of a Wimpy Kid の中で時々出てきます。
主人公である Greg の起きた出来事に対する素直な気持ちが、これらの表現を使ってよく表されているのです。
細かくお話しすると、もっとたくさんの文法が登場しています。
とりあえず、上記の2つのパターンを覚えておくと、話を読み進めるのにつまづきにくくなると思います。
口語的な表現が多め
DIARY of a Wimpy Kid は、Greg がその日あったことを自分の言葉で書いている、ということになっています。
そのため、一般的な小説に比べて口語的な表現が多めです。
口語的な表現が多いということは、話し言葉で物語が進むってこと?
そうなの!だから、普段の英会話でも使える表現が多く入っているので、日常英会話にも覚えた表現は取り入れやすいよ!
口語的な表現といっても、文章を省略したりすることはほとんどないので、英語学習初心者さんでも安心して読み進めることができます。
ページのうち 半分くらいに挿絵がある
絵本を卒業して、いきなり小説のような本だと、お子さんが文字の多さにびっくりしてしまうかもしれません。
でも DIARY of a Wimpy Kid は、他の小説と比べると、挿絵が多く読みやすいです。
手書き風の文字で書かれた文章に挿絵が入っていて、まるで本当に Greg の日記を読んでいるような感覚で楽しめます。
文字もサイズが大きめになっているので、圧迫感はあまりありません。
一冊のページ数が200ページほどある
DIARY of a Wimpy Kid はどのシリーズも200ページ前後あります。
とてもボリュームがありますが、日記として話が進んで行き、日付ごとにおよそ5−10ページずつに話が細かく分かれています。
そして、前述した通り挿絵が多いので、読み進めるのはあまり苦ではありません。
まとめ
今回は DIARY of a Wimpy Kid についてお話ししました。
DIARY of a Wimpy Kid のポイントは、次の通りです。
- 中学英単語より少し難しい単語がある
- 過去を表現する文が多め(現在完了や仮定法過去完了など)
- 口語的な表現が多め
- ページのうち 半分くらいに挿絵がある
- 一冊のページ数が200ページほどある
DIARY of a Wimpy Kid は現在、シリーズ16まで出版されています。
日本語版も出版されているので、英語版と日本語版を合わせて英語学習の教材として使用するのもいいですね。
日本語版↓
グレッグのダメ日記 はじめて、あじわえたよ (グレッグのダメ日記シリーズ 16)
DIARY of a Wimpy Kid は、絵本を卒業したお子さんや、楽しく英語学習を進めたい方にオススメのシリーズです!
こまめの日々では、おうち英語の楽しい学習時間を応援しています。
無料でダウンロードできる英語学習プリントも作成していますので、ぜひご活用ください。
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